日本酒は悪酔いする?

米から作る日本酒の起源は、はるか紀元前。現在のような日本酒ができたのは江戸時代からです。
戦後、米がとても不足していたので、少ない米から大量の日本酒を作るため、お酒に水と醸造アルコールを大量に足し、薄まった味を酸味料や糖類などで補ったのです。それによって、米・米こうじだけで作る純米酒と同じ量の米で、三倍のお酒ができたのです。(三増酒)
よく売られている紙パックのお酒や、安い居酒屋などで出されるお酒がこれで、現在最もよく飲まれている日本酒です。
「日本酒は二日酔いする、悪酔いする」と言われますが、実はこの日本酒は三増酒なのです。
数年前、法律の改正で三増酒が廃止され、増醸が2倍の二増酒になりました。

やはり、悪酔いしないためには純米酒をお勧めします。


 酒は純米 燗ならなお良し

 ちゃんとした造りの日本酒(純米酒)を燗酒にすれば、あっさりと美味しく、胃にもやさしく、酔い心地も爽やかで、しかも料理も美味しい!

 お燗について

 日本酒は本来、世界でも珍しい温めて飲むお酒です。昭和30年代頃まで日本酒は燗をして飲むのが当たり前でした。なぜ温めて飲むのか、
一つ目は、
日本酒に含まれている成分の多くは体温くらいから上の温度で「美味しさ」を強く感じるものが多い。
二つ目は、
舌の味覚センサーは体温くらいから少し上の温度が最も敏感に働きます。だからお酒を一番美味しく味わえ、その上料理もより美味しく感じることにもなります。
三つ目は、
お腹に入ったアルコールは胃腸で吸収されるが、低温だと体温くらいに温まってから吸収される。だから冷酒は喉ごしは美味しく感じるが酔いが後で一気に酔い来ることになります。一方、燗酒はお腹に入ると同時に吸収されていくので適度な酔い心地になっていきます。